にきにき日記

日常で起こった何かしらをダラダラと書いていきます

時の流れ

こんばんは

 

東京では新型コロナウイルス感染者が再び急増していますが、ディズニーリゾートはいつの間にか営業再開していたようです。

またいつ営業停止になることやら…

 

それはさておき、大学時代の知人がInstagram

"ソアリンまた乗りたい"

という投稿をしており共感したため、この話をすることにしました。

 

みなさんはソアリンご存知でしょうか。

ソアリンとは昨年の夏、新しくディズニーシーでオープンされたアトラクションのことです。

私はオープンから1週間後くらいに彼女と乗りに行きました。

『新開発された空を飛ぶ乗り物"ソアリン"に乗って世界中を旅する』

というような設定だったかと思います。

 

『ソアリンなんてキャラクターの名前入ってないし、なんかパットしなくね。ストームライダーてきなアトラクションでしょどうせ。180分待ちとかアホらしい。』

これはソアリンを舐めていたころの私の考えです。

舐めすぎていました…

 

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当日、私達はまずソアリンのファストパスを取得しようと企んでいました。

 

今やスマホアプリでファストパスを取得する時代。入園さえすれば急いで発券所まで行かなくていいんですね。これには驚きました。

 

私達は開演前時刻とほぼ同時刻に到着、遅れて入園列に並びます。

そしてようやく入園し、ファストパスの画面をみると"発券終了"の文字が。これは痛い…

 

しかし"オープン間もないアトラクションなので折角だから乗っておきたい"という気持ちが合い、180分待ちの列へ並ぶことにしました。

 

天候は晴天、気温は30度をゆうに超えていたと思います。

日陰が恋しい…冷たいドリンクと結婚したい…そんな暑さでした。

 

今思うと、3時間も何やってるんでしょうね。

 

そしてようやく乗り場まで辿り着きます。

 

まだ乗ったこと無い人ばかりであろう乗り場は期待と高揚感で異様な緊張感が漂っていました。

 

1度の搭乗人数は60人くらい。

全員が乗り込み、安全バーを締め、ついに動き出す。

それだけで歓声が上がる。

それにつられて私の気持ちも高揚していく。

そして目の前には空から見下ろす世界が…

 

美しい…

 

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とんでもなく感動しました。

きっと2019年までの最新技術が詰め込まれていることでしょう。

 

今この文章を書きながら当時のことを思い出し、少し鳥肌がたっています。

 

心からオススメします。

 

 

冒頭でストームライダーを蔑んだ表現をしましたが、ストームライダーも出たばかりの頃は当時の最先端技術が取り入れられ、多くの人に感動を届けたことでしょう。

ただ時代が変わっただけなのだと思います。

そして古くなったものは終わりを迎える。

 

このことをソアリンに置き換えて想像したらとても切なく寂しい気持ちになりました。

 

彼女とまだ付き合いたての頃、初めて一緒にディズニーに行き最新のアトラクションに3時間もかけて乗った。3時間を帳消しにするだけの感動をもたらした思い出のアトラクション。

数十年後、私達がシワシワになった頃、それが古びたものとなり終わりを迎える。

それまでにもう一度一緒に並んで乗りたいと思う。

周りにはピカピカなアトラクションだらけになっていることだろう。